地元のお客さんでいっ ぱいの、ちょっとおすすめの小籠包店です。何が違うかって?手作り感が違うんです。
小籠包の皮は、アンが透けて見えるくらい。しかもずっしり、あっさりとして日本人テイスト。
すでに多くの日本人からも感激の声を聞いています!
作り置きをしないお店
荘 さん兄弟以下、お母さん、奥さんなど、家族で力を合わせてやっている、という微笑ましいムードが伝わります。兄弟はハイアットや喜來登など、高級ホテルの 厨房でのキャリアが長く、2008年に独立。弟さんはショウロンポーを中心とする点心の専門、お兄さんはその他メニューの担当と、分担が決まっています。 ウェイトレスの女の子を含めてみんなフレンドリーなので、一人でも気軽に入れるのです。
聞くと、注文が入ってからアンと 皮を包みはじめるのだそうです。大店舗のように、ある程度作りおきをしておいて、冷蔵庫に入れておく、という方法だと、鮮度が落ちるからだといいます。弟 さんのマジックハンドにかかれば、皮は裏が透けるくらい薄く伸びます。これで蒸しても破れないのですから、たいしたものです。
これもおすすめ!パリッパリの小麦の皮で焼き上げた焼き餃子。
実はこのお店、2010年の3月から改装オープンして、いままでより清潔、パワーアップ。
職人さんのパフォーマンスを見ながら食事できるスタイルは鼎泰豊を踏襲しています。
地下にも席があって、計50人くらいは収容できますが、周囲の住民で話題になっているせいか、毎日食事時は満席になります。並ぶことを覚悟するか、時間をずらしていくことをおすすめします。
さて、サイドメニューも紹介しておきましょう。こちらは、(ちょっとみためは悪いんですが)シラスチャーハン(ブラヒチャオファンといって注文しましょう)。このカリカリに揚げたジャコがひと味きいていて、フツーの炒飯とは違いますよ!
こちらは鉄板で焼いたクレープ風の生地に、特製ソースをペーストして、薄く切った牛肉やネギで巻いた一品「牛肉大餅捲」。
サイドメニューとして、麺もおすすめなんですが、これ一杯でお腹いっぱいになってしまうので、グループで利用した時にひとつ注文してみんなでシェアしましょう!こちらは具だくさんの「海鮮大滷麺」。
麺がうどんに似たもちもちっとした食感。さすがに粉物をメインにする店だけに、こちらのほうも手抜かりはありません。
おひとりの予算は200-300元とリーズナブルなのも魅力です。一度食べたら、もう一度来たくなる、思わず滞在中にリピートしちゃった、という声も多いのです。
「濟南鮮湯包」
[map zoom=”15″]台北市濟南路3段20号[/map]
台北市濟南路3段20号
(MRT忠孝新生駅から徒歩約5分)
(02)8773-7596
営業時間 11:00~14:30 17:00~21:00
月曜休業