台湾特派員おススメ!台湾でも食べれないレベルの美味しいマンゴー日本宅配はこちらから
台湾最南端にして、最大面積をもつマンゴー生産地、屏東の海岸部にやってきました。ここで「マンゴー狩り」ならぬ「マンゴー」のことをより知ってもらおうと思います!
① 台湾のマンゴーの種類
愛文=アーウィン(原産フロリダ)、皮が真っ赤に染まることから「アップルマンゴー」とも別名のある、台湾で最も人気と味の良さを誇る品種です。
金煌=チンファン。交配により台湾農家の金煌さんが開発した品種ということでこの名になりました。粒が特大で、糖度高く、主に加工用として生産されています。
凱特=Kate、アメリカ種。ソフトボール大の球形をしていて、愛文よりも遅く9月ごろまで採取できるので秋頃の台湾種のマンゴーはこの品種になっていることが多いです。
原産国はインド種など世界各国、台湾では改良品を含め30種以上が生産され、最近ではピーチマンゴーなど糖度が高い品種も注目されていますが、人気のある愛文、金煌を生産す農家が多いとのことでした。
日本への輸出用マンゴーを出荷している会社の社長さんに屏東県枋山のマンゴー畑に連れて行ってもらいました。
② 台湾での生産季は3月〜8月後半。それ以外は冷凍物か輸入種ということになります。
産地は屏東県、高雄市、台南県が中心。最南端の屏東から3月下旬ごろ出荷が始まり、台南は8月下旬ごろまで生産されます。
③ 訪ねた農家の陳さんにいいマンゴーが育つ条件を教えてもらいました。
陳さんは農地を10ヘクタール持っているが、人手も足りないので、全部は使っていないとのこと。
山中の傾斜地が水はけがよくていいマンゴーがなると思われがちだが、平地でもある程度乾燥していて、雨が少ない場所なら問題ないとのこと。だから屏東の乾燥した肥沃な土地がマンゴーに適しているのですね。
で、心配なのが台風などの災害や日照時間。天候が大きく豊作、不作に影響するほかに、農家の技術が果実のできを左右することが大なので、台湾の愛文のようなクオリティは、そんなに簡単に真似できない、とのことでした。
屏東の海岸エリアでは、海鮮料理も食べられるほか、国道沿いにマンゴーアイスが食べられたり、市場よりも安い価格で現地のマンゴーが売られていたり、たいへんエキサイトします。
台南でマンゴーの里とされる玉井の街でも果物市場でまとめ買いができたりして、楽しいですよ。では、マンゴーの季節をお楽しみください!