小籠包の名店は「鼎泰豊」に代表されますが、今回紹介する「杭州小籠湯包」はロケーションのよさがひとつの魅力になっています。お店のスローガンもズバリ「屋台の価格で鼎泰豊の実力」と、鼻息は荒いのです!
このお店、ちゃんと店舗になっている店と、屋台風にオープンエアのテーブルで食べる2店舗に分か れています。どちらも看板は「杭州小籠湯包」なので、どういうことかと尋ねれば、もともと10数年前から営業していた屋台風の店が地元客に評判がいいの で、徒歩1分離れた場所にもお店を開いたのだそうです。
味は同じなのだそうで、ローカルな風情がお好みの方は本店へ、屋外は暑くて(冬は寒い時も)、という方は別館を、ということでTPOに合わせて選べばいい、ということですね。
「小籠湯包」8個で90元というお値段は「鼎泰豐」の約半値。
やや皮が厚ぼったいかな、というところはありますが、あっさり味の肉汁もたっぷり入っていて、及第点。なによりもこのお値段ですから、コストパフォーマンスは満点です。
「油豆腐細粉」ハルサメスープに揚げ豆腐など、具がたっぷり入った一品なので、スープ代わりに注文すればぴったり。ただ、長い間放置しておくと、ハルサメが水分を吸って、スープがなくなっちゃうので注意です(笑)
こちらが、鉄板でジュージュー焼いていて美味しそうだった「鍋貼」。赤いソースがたっぷりかかっていますが、これは唐辛子ソースではなく、とろみをつけた甘めのソース。ボリュームたっぷりです。
今回、「歩く台北」取材班が食したのは、チェックした3種。2人だったので、これだけで十分満腹でした。小籠湯包の下の「乾隆灌湯餃」というのが気になったのですが、店員さんには「小籠湯包と似ている」と、それほどすすめられなかったのでパス。
杭州本店:
[map zoom=”15″]台北市杭州南路2段53-5号[/map]
台北市杭州南路2段53-5号
TEL(02)23935875
営業時間:16:30~24:00
(日曜休業)
2号店:
[map zoom=”15″]台北市杭州南路2段17号[/map]
台北市杭州南路2段17号
TEL(02)23931757
営業時間 11:30~21:30
日本語メニューあり