「仙草」とはハーブの一種で、台湾では伝統的に飲用されているのですが、これを掘り下げてみたい!というお絵描きライターTomakoさんのリクエストで「仙草」探しの旅に出かけました。
ジューススタンドで気軽に飲めるのがこれ。左が「仙草蜜」、右が「仙草凍ミルクティ」。左に黒く 浮かんでいるのが「仙草ゼリー」。もともと、苦味のあるハーブなので、ハチミツ入りでマイルドにしていただきます。kenzo的には右のミルクティバー ジョン(ミルク色なので隠れてしまっていますが中にたっぷり仙草ゼリーが入ってます)がおすすめです。
Tomakoさん、ぜひ実物の仙草が見てみたい、というので、乾物問屋の迪化街に飛んで、「青草店」を散策。
お店にはアロエをはじめ、ちょっと見だけでは何がなんだか分からない、薬草がたくさん。それでも、ちゃんと「仙草」もストックがあったので、即ゲット。
店先では体によさそうなハーブジュースを売っていたので、記念に一杯。
シュガー入りで多少飲みやすくはしてありましたが、良薬口に苦し…というわけで、
鼻をつまんで一気に飲んでしまうのがよいようです。
そして、もうひとつのおいしい仙草の食べ方、あつあつ「焼仙草」は、どこが美味しいのか、あちこちで聞いてみたところ、遼寧街夜市にある「古早味」というお店を紹介してもらったので、さっそく直行してみると…
癒し系のおばちゃまのいる、アットホームな屋台風のお店。で、おすすめのとおり、仙草も手作り風でグッドだったんです!
「焼仙草」はゼラチンを加えてあるので、冷めてくるとゼリー状になってきます。芋の粉でこねた「芋圓」など、お好みのトッピングとまぜて食べると、じつにウマイのでした。
おばちゃんにすすめられた看板デザートの紅豆湯(台湾風のぜんざい)も、ほどよい甘さでとってもおいしく、夜市の中の小さな屋台にしておくのはもったいない!と思ったりしたのでした。