ホテルグレイスリー台北 現地取材レポート コラボ部屋が楽しい!朝食も台湾色たっぷり

崎陽軒コンセプトルーム

ホテルグレイスリー台北 現地取材レポート 日系として藤田観光グループが新参入 コラボ部屋が楽しい!朝食も台湾色たっぷり 

目次

2021年9月オープンの最新ホテル

ホテルグレースリー台北のエントランス

このところ、JR東日本メトロポリタン台北、西鉄ソラリア台北、相鉄フレッサ台北など、日系ホテルが次々にニューオープンしていますが、MRT忠孝新生駅のエリアにも、できたての日系ホテルがあります。それがグレイスリー台北(Hotel Gracery Taipei/格拉斯麗台北飯店)です。

パソコン商品が目白押しの光華商場を徒歩圏内に控え、「ドンキホーテ(Dong Dong Donki)」も歩いていけるという便利なエリアで、MRTの駅からも徒歩すぐなので、どこのエリアに食事や観光に出かけるのにも便利です。

すっきりしたフロントエリア、圧巻はコンセプトルーム!

さて1階は何やら静かな雰囲気なのですが、3階のフロントにやってくると、もうそこは「日本のラグジュアリーホテルだぁ!」という香りが漂っています。

コンシェルジェでは旅行の案内などを受け付けているし、くつろげる空間が広がっているのも、とても落ち着けます。

ロビー

そしてスタッフのほとんどが日本語を話せる(と思います。いなかったら、呼べば日本語担当の方が出てきます)というのも、安心できるポイントです。

崎陽軒のシューマイルームにびっくり!

さて、日本語の上手な担当のおひとりの游さんに、お部屋を案内してもらいました。いやいや、参りましたよ。崎陽軒のシューマイルームやハンズのアウトドア商品であふれるお部屋など、企業とのコーポレイトで、可愛らしいコンセプトルームであふれていたのですから。

ハンズルーム

「ここのフロアには崎陽軒さん、トンカツのかつ屋さん、北海道ニセコさん、ハンズ(ベイシアグループ、カインズの子会社)、駐車場のタイムズなどが並んでいるんです。お子様連れやサプライズなどでこういったお部屋をご利用されたい方は、直接お問い合わせください」とのことでした。

なるほどねえ。楽しい。こんなコンセプトでホテルが楽しめてしまうんだと、感心してしまいました。

お部屋の備品も、いちいちが日本人好み。

そして普通の客室も内見させてもらいましたが、ベッドルームに入る前に、温泉旅館が寝室と入口でフスマ一枚隔てているように、木戸風の横開きドアがあったり、大きなバスルームで洗い場にイスや手桶があったり(バスタブがあるお部屋も多いですから、こちらの方も予約時にチェックです)、やはり日本Izmに満ちています。

バスルーム

箱根など多くのリゾート旅館、ホテルなどを手掛ける藤田観光グループのアイデアがそこここに見え隠れしているのを発見するたびに、泊まってみたいモードが炸裂してしまいます。

朝食&ランチビュッフェにも注目!

そしてそして、やってきました。私も楽しみにしているホテル朝食ビュッフェであります。

正直に申しまして、台北にファイブスターが数ある中で、グレイスリーさんの朝食がナンバーワン!などということはないのですが、他のホテルの朝食アイテムが「多すぎて食べきれない」というのに対し、グレイスリーさんのビュッフェは「ほどほどに、十分台湾グルメが楽しめる」という仕組みになっておりました。

ビュッフェアイスクリーム

整然と並べられたお惣菜たちがある中、オムレツ系(朝食のみ)はもちろんのこと、ジュース、フルーツ、豆花や小さくカットされたケーキなども「少しずつ食べてね」という小さなメッセージが込められていると感じました。

お好み焼き、おでん、ベーコン巻きなどの華語で「日式」と呼ばれる一皿や、ポトフ系、カツオやサーモンなどの刺身系(ランチのみ)など、野菜や肉のバランスも考え、十分に選べるようになっていました。

軽く会話を楽しみたい、という方のためには、アフタヌーンティコース(2人で880元+税)も用意していました。

さて、藤田観光グループが満を持して台北にオープンさせたグレイスリーホテルの魅力が伝わったでしょうか。私は、エリア的にもグレード的にも、泊まってみたいな、と思わせるポイントが数々込められていると感じました。あとは、みなさんが予約をして、宿泊した感想を待つのみ、ですね。

ホテルグレイスリー台北

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ホテルグレイスリー台北

インフォメーション

住所 台北市忠孝東路2段89号3F

チェックイン 15時

チェックアウト 12時

https://gracery.com/taipei

02-23220111

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この記事を書いた人

広橋賢蔵のアバター 広橋賢蔵 歩く台北 編集・ライター

台湾在住35年のベテランライター。「な〜るほどザ台湾」「台北ナビ」編集を経てフリー。2024年7月台湾の中國文化大学大学院修了、同年9月に中華民国籍を取得。近著に『台湾の秘湯迷走旅』(共著、双葉文庫)など。

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