マーボ豆腐、エビチリ、蒜泥白肉…四川料理を代表する、唐辛子をピリッときかせたパンチのある料理がむしょうに恋しくなるってこと、ありますよね。台北駅周辺で、歩く台北がおすすめする四川料理店は、ここです。
場所はとってもわかりやすいです。MRTでいえば、台北駅の8番出口を出て公園路にでたすぐ前。セブンイレブンのあるビルです。2 階にあるのですが、この店、30年以上の歴史を刻んだ老舗です。
四川料理店は一般的に安い店が多いのですが、こちらもご多聞にもれず、一皿100-200元前後、というチープさです。でも、味は本格的ですよー!というわけで、まずは注文に役立つ、おすすめ料理の紹介から。
麻婆豆腐
とりあえず、四川料理店でこれは外せないでしょう。
こちらの麻婆豆腐はスパイシーさというよりもラー油とジンジャーが一味きいているかな、という感じ。熱いご飯といっしょにかきこんでください。
宮保鶏丁
トウガラシがふんだんに炒められていますが、意外と鶏肉はお醤油味。ピーナツのクランチーな食感を楽しめます。
蒜泥白肉
薄く切った煮豚にニンニクソースがかかった一品は、これも四川料理の代表格。ここのは肉の中にキュウリがまいてあって、口当たりがさわやかでした。で、このニンニクソースにパンチあり、です。
お店はほんとうにローカルムードですが、ぐるっと見回すと、まず常連風のお年寄りが多い、というのに気付きます。こういった人たちが食べている店は、間違いなくおいしい店。見かけじゃなく、料理の質で勝負しているところが中華の王道をいってるな、という感じです。
さて、最後のほうに来たのが、「鍋巴(グオバァ)」。これはおこげ料理。私はいつも、エビチリをソースベースに使ってもらいます。で、そのパフォーマンスが以下のようになってます。
スタッフが、エビチリを揚げた米せんべいの上にザッとかけます。「ジューッ!」とイキのよい音がテーブルに響きます。
できたてなので、煙がもうもう!で、この米せんべいの部分を、真っ先にいただくのが私の楽しみ。せんべいのカリカリした食感を残したところでソースをからめたほうが好きですね~
エビも大ぶりで、ケチったところがありません!これぞ四川料理の王道、って感じです。
これ以外のおすすめ料理は…
「乾扁四季豆」 インゲンとひき肉を炒めた、シンプルな一品ですが、これがお店ごとに違う味なので、野菜いためがわりに注文してみては。
「五更腸旺」 豚モツの煮込みに「鴨血」が入った辛みがきいた一品。
「荷葉排骨」 四川式肉ちまき。お米を炒めてから、肉と一緒に葉っぱでくるんで、蒸したもの。肉汁もたっぷり。
普通の量は3-4人前ですが、人が多い時は、1.5倍の値段で6人分で作ってくれます。お酒も、台湾ビールから紹興酒、高粱酒までそろっているので、ちょっとした宴会にも使えますよね。
[map zoom=”15″]台北市公園路13号[/map]
台北市公園路13号3F
(02)2371-8427(内線9番)
営業時間 11:00~14:00、17:30~21:00(年中無休)
ク レジットカード も各種使えます。
日本語 Menu もあり
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