『路線660』 別名、豆腐村と呼ばれる元炭坑の深坑

路線660

【バス旅DATA】

路線:指南客運660(深坑 – 圓環)
乗車ルート・運賃:捷運木柵站→深坑 15元/1回
乗車時間:3時間(食事、観光含む)
※運航時間・運賃・路線は変更される場合があります。

【バス旅ポイント】

①気楽に訪ねることができる老街!
②豆腐料理店&豆腐料理が豊富!
③レトロな雰囲気の店も多い!
④圓環から乗り換えなしでも行くことができる!

⇒ 台北市バスの概要

⇒ 台北市バスの乗り方

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目次

バスでふらっと訪ねる、気楽で近い老街


台北の夕暮れどき。九份(ジュウフェン)に行く時間はない。市街地のレストランや夜市もいいが、老街を訪ねて旅の気分を味わいたい。老街というのは、昔ながらの街並みが残っている一画だ。

そんなとき、ふらっと訪ねるのが深坑(シェンコン)。別名、豆腐村。市街地から地下鉄とバスで30分ほどの距離だ。MRT文湖線に乗る。動物園方面に乗り、終点のひとつ手前の木柵で降りた。駅前の道をまっすぐ進み、道を渡ったところにバス停があった。深坑行きは2路線あったが、はじめにきた660に乗った。

捷運木柵站から真っすぐ進むとこのバス停。白壁の寺の向かいだ

 

元炭坑だった深坑豊富な水を使って豆腐村に


深坑で降りる。そこから老街に向かって歩く時間がいい。先には、この街のシンボルでもあるガジュマルの大木が見える。その先には、通りに連なる店の灯がのびている。心も軽くなる。

深坑はその名前からもわかるように、元は石炭の炭坑だった。石炭を採掘する途中で、大量の湧水が出た。なかなかいい水だった。口に含んでみると、優しい味がした。

「これで豆腐をつくったら、きっとおいしいだろなぁ」

そんな着想から、豆腐の店が増えていった。やがて人気の老街に発展していく。そんな歴史を秘めていた。

その姿をずっと見続けていたのが、入口にそびえるガジュマルだ。この木は、仲間と訪ねたときの待ち合わせにもちょうどいい。

豆腐料理のバリエは豊富。もちろん臭豆腐も


深坑の老街を歩きはじめる。すぐ目に入ってくるのが、『深坑大樹下(シェンコンダーシュシャ)』。ガジュマルの大木を店名にした有名店だ。ここで食べてもいいのが、まずは老街を端まで歩いてみたい。それほど長い距離ではない。散歩にはちょうどいい。

さすがに豆腐店が多い。豆腐と聞いて、料理にバリエーションがないのでは、と不安になる人もいるかもしれない。しかし店の前にあるメニューを見ると、それが杞憂だったことがわかる。臭豆腐の大鍋が目に入る。魚の上から豆腐料理をかけたものもある。スープ類に豆腐を使ったものも多い。

『深坑大樹下』。豆腐三吃(トウフサンチー)というセットが人気

 

臭豆腐の串焼き。たれをつけて炭火で焼く。食べ歩きにぴったり

 

道に沿ってさまざま店が並ぶ。昔懐かしい菓子を並べた店、おしゃれな土産物店、戦前のホーロー看板や教科書をインテリアに使った食堂もある。教科書はもちろん日本語だ。昔の映画ポスターを壁に貼り、レトロ感を演出している店もある。

「どこに入ろうか?」

店を物色しながら、老街をぶらぶら歩いていく。しだいに店が少なくなり、灯も少なくなってくると、老街は終わる。ここまでゆっくり歩いて20分ぐらいだろうか。

台北のバスは便利。それを教えてくれたのがこの路線

台北のバス旅を覚えたのが、この深坑だった。はじめの頃、木柵からタクシーに乗っていた。老街で食事をし、またタクシーで戻ろうとした。しかしなかなかタクシーがやってこない。

立っていたすぐそばに、バス停があった。なにげなくその行き先を見ると、圓環(ユエンファン)という地名が目に止まった。

圓環といえば、寧夏夜市(ニンシャーイェスー)のすぐそばではないか。台北駅から歩いても、それほど遠くない。それが660のバスだった。このバスは、MRT木㮶站を通り、圓環まで走っていたのだ。

思いきって乗ってみた。簡単に圓環に着いてしまった。楽だった。こうして僕はバスを覚えていった。

団子や切り飴など昔ながらの菓子を売る店も

 

臭豆腐も揚げたり、煮込んだり。それほどにおいはきつくない

 

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