新年あけましておめでとうございます。本年も「歩く台北」をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、やってきました、九份!
久々ということで楽しみにしていたのですが、 九份に近づくに連れて雲はより厚くなり、しだいにポツリポツリと…。冬は3分の2ほどが雨だとか、とあるお店のオジサン(九份在住)が言ってたな…。
山の街、九份はやはり本降り。気を取り直して歩き出すものの、九份老街、アーケードではないのですね…(涙)。場所によっては屋根があるけれど、場所によってはオープンエア、おとなりさんの屋根事情はおとなりさんのモノ。だから雨の九份、傘は手放せなくてお店を見るどころでないのが悲しいところ。スマホカメラは撮りづらい。レインコートを着ていたアナタ、大正解!
それでもクネクネと伸びる細い道をブラブラ。両脇はお店、お店、お店。試飲のお茶の温かさが身に沁みます…(謝謝~)。道なりに進むと、出ました出ました、提灯階段。雨は雨で風情がありますが、やっぱり夕暮れ時の方がより情緒が漂いますね…。
…というわけで、散策もほどほどにしてひと息入れましょう!
向かったのは「九份茶坊」。1991年創業の老舗茶芸館です。昔の住居を改築した建物は趣きがあってステキ。残念ながら本日下界は一面が真っ白で、素晴らしい景色を見ることはできず。まぁ、雲のの中に浮かんでいる気分が味わえるということで。
代わりに、ステキ空間の店内を満喫。入口すぐはショップ。お土産にしたい茶器も多数ありました。
その奥が茶芸館。
のんびりとお茶をいただきました。いつもはお茶の味なんてさほど感じないド素人なのですが、どういうわけか今回飲んだ阿里山金萱、「金萱茶って本当にミルクっぽいんだな~」と感動。茶葉のよさもさることながら、炭でお湯を沸かしているせいでしょうか?おいしい…!一緒に頼んだウーロン茶チーズケーキも濃厚で美味♪
オーナーは芸術家ということもあってアートな雰囲気も漂います。階段を下りて行くと、下フロアの一画は「九份藝術館」という名のギャラリーでした。
お天気はまさに運しだいですが、次は晴れた日に絶景を眺めたいな…と思いつつ、台北へ。やはりこちらは1日雨知らずだったようです。特に冬の九份へは雨具の用意を忘れずに…!
[map zoom=”15″]新北市瑞芳区基山街142号[/map]
新北市瑞芳区基山街142号
(02)2496–9056 無休
9:30~21:00
●https://www.jioufen-teahouse.com.tw/jp/?lang=jp
●無料WiFiあり