高雄にある「打狗鐵道故事館」に行ってきました。
理由は、高雄MRT西子湾駅2番出口を出たらそこにあったから。入場料もタダですし…。でも、これが予想以上に楽しめました!
ここはかつて打狗停車場と呼ばれた高雄初の駅でした。建設は日本統治時代、その外観から当時を偲ぶことができます。のちに高雄駅は現在の場所へ移転、それに伴い貨物専用の高雄港駅として、台湾貨物輸送の重要な拠点となりました。
その役目を終えたのが2008年。その後2010年に古蹟指定を受け、小さな鉄道博物館として一般に公開されるようになりました。当時の駅長室や事務室などが保存され、自由に見学することができます。
駅員さんの制服を着ての記念撮影も自由にできますよ!
貴重な鉄道資料も保管されていて、一部は係員の許可の下、見ることもできます。なかには日本の鉄道雑誌もありました。
ホームに出ると、古い線路の上には各種の列車。蒸気機関車もありました。残念ながら、列車内に入ることはできませんが、近くでの撮影は可能です。この日も花嫁さんが結婚写真を撮影していました。
線路の向こうは広い広場と高雄駁二藝術特區。
港の倉庫をリノベーションし、オシャレに変身したショッピングスポットです。こちらはまたの機会にご紹介することにして…。
鉄道ファンでもなんでもない筆者ですが、当時の様子そのままの館内が興味深く、カメラをパチパチ。子連れ旅にもおすすめです。
[map zoom=”15″]高雄市鼓山一路32号 [/map]
高雄市鼓山一路32号
07-531-6209
10:00~18:00 月曜休
●http://takao.railway.tw/