台北から二二八和平公園へ向かって歩いていくと見えてくるドーム型の白亜の建物。これが「国立台湾博物館」です。日本統治時代に、台湾鉄道の南北全線開通を記念して、「台湾総督府付属博物館」として建設されました。ギリシャ神殿式の柱が立派!台湾最古の博物館でもあるんですよ!
常設展示として台湾の動植物を知る「台湾生物展」や先住民文化に触れられる「台湾原住民展」などを行っているほか、企画展として「フォトグファーの見た台湾大地特別展」(~2013/11/24)、華やかなチャイナドレスに間近に触れる「チーパオ時代展」(~2014/3/2)、NHK朝ドラの勉さんも見たい!?「琥珀特展」(~2014/3/2)など6つほど定期展示が行われています。
そして、今回メインに行ってみたのは台湾博物館向かいにある「土銀展示館」です。こちらの前身は日本勧業銀行台北支店でした。その後、台湾土地銀行の本店として使われてきましたが、2009年からは台湾博物館の別館として一般に公開されるようになりました。
金庫だったという分厚い扉の中へ入ってみると…当時をしのばせる品々が展示されていました。
こんな通帳記帳機で遊べちゃうのも楽しい~!
そして、展示は日本語での解説もあるのがうれしいところです♪
そして、さらに奥へ進むと…突然、恐竜関係の展示へとチェンジ。銀行関連の展示よりこちらの方が立派!!
台湾特有の動物たちの剥製や化石の展示がされていましたよ。
2Fへ上がるとカフェがあり、太古の恐竜の姿に思いを馳せながらのんびりとお茶ができちゃいます。
テラス席もありビルの谷間で憩いのひと時…なんてのも。
この土銀展示館は本館とあわせて入館料は20元!安っ!
そこで「歩く台北」的利用法としておすすめなのが、①暑い夏のちょっとした休憩場所として、②夏の午後のスコールのやり過ごし場所として、の活用です!特に子連れ旅ならお子様大喜びすること間違いなしっ!それに併せて台湾をもっと知れちゃうなんてのもうれしいですね!もうすぐ夏休み。夏の台湾旅行を計画中のアナタ、要チェックですよ~!
台湾博物館
[map zoom=”15″]台湾台北中正区襄陽路2号[/map]
裏陽路2号(二二八和平公園内)
02-2382-2566
9:30~17:00、月休
20元、10元(学生、65歳以上)、未就学児無料 ※土銀展示館と共通
土銀展示館
[map zoom=”15″]台湾台北中正区襄陽路25号[/map]
裏陽路25号(台湾博物館向かい)
02-2314-2699
9:30~17:00、月休
20元、10元(学生、65歳以上)、未就学児無料 ※台湾博物館と共通