このほど発表された「台湾十大地景(特色ある10の地形)」で台湾最高峰の「玉山」や日本人観光客に人気の「日月潭」、九份近くの「金瓜石」などをおさえて見事1位に輝いた「野柳」。ブラリ、歩いてきました!
正式名称は「野柳地質公園」。さまざまな奇妙な形の石・岩が並びます。これらは海蝕と風蝕、それに地殻運動が加わって長き長~き時間をかけてできあがったのだとか。なんとその年月は1千万年とか。人がいなければどこかの遠い星に降り立ったような気分に浸れそう!
ゾウみたい!
ブタの鼻みたい!
これはアイスクリーム岩!
これはキャンドルだそうですが、台湾の小吃・米糕に見えちゃう食いしん坊の筆者・・・
お!ついに出たクィーンズヘッド(女王頭)!と、思いきやこちらはお姫様のお顔岩。入り口前に公園内の岩解説があるので、あらかじめこちらで予習をすることをおすすめします。でないと、どれがどれだかわからない(><)岩の前には説明の看板がないんです・・・
ひたすら長~い行列の先にあったのが、お目当てのクィーンズヘッド(女王頭)。岩は360度それぞれ違った表情を持っているので、正面から撮らないとなんだかわからない映像になってしまいました・・・(涙)筆者のような間違えを犯さないよう、撮影ポイントにはきちんと足型がマークされているのでそこを参考に撮りましょう。
近ごろは観光客の増加にともない岩の風化が心配されています。立ち入り禁止区域には絶対に足を踏み入れないこと。撮影のためちょっとでもエリアを越えると、警備員さんにピピピピ~と笛で警告されます。また、観光ピーク時には入場制限も行われています。3/1~5/31&10/1~11/30の9:30~11:00&13:30~15:00は3000人の入場を超えると制限がかかり、しばらく待ってからの入場になります。
奇石にまじって足元に見えるのはウニの化石!上ばかりでなく、下も注意して見てみてくださいね。ところどころで発見できるはず!
公園を出るとそこは野柳特産所。海のすぐそばということもあり、海鮮を食べたり、海産物などのお土産を購入することができますよ!また、入り口前にはビジターセンターもあり、情報収集にお役立てください。
[map zoom=”15″]野柳地質公園[/map]
台北県萬里郷野柳村港東路167-1号
02-2492-6516 8:00~17:00
旧正月前の大晦日は休園 ※天候により休園の場合あり(詳細はHPをご確認ください)
入園料:50元(子供25元)
野柳地質公園 http://www.ylgeopark.org.tw/content/index/index.aspx
交通:MRT「淡水」駅または台鉄「基隆」火車站から台湾好行バス利用が便利。「野柳地質公園」バス停下車、徒歩3分。ほかにも、台北車站から国光客運「金山」行きも
台湾好行 http://www.crownnsa.com.tw/geton.aspx