市バスを乗りこなせれば台北がもっともっと楽しくなる!


台北の街を歩いていて、「バスに乗れたら、いいなぁ⋯⋯」って思ったことがある人も多いはず。ハードルが高そうな外国でのバス乗車。でも、日本のシステムに近い台北のバスは、海外バスデビューには最適の街です。

歩く台北ブログでは、これからみなさんに台北の市バスの乗り方&おすすめ路線をシリーズでご紹介していきます。バスを乗りこなせば、台北の街散策がよりディープに楽しめますよ!

まずは、台北の市バス事情から解説します。

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目次

恐るるなかれ!意外と乗りやすい台北の市バス


他のアジアの都市と比べて、インフラやシステムが整備されている台北の市バス。台北市とお隣の新北市(一部基隆市含む)には、15のバス会社があり、台北市は「台北交通局」、新北市は「新北市交通局」が管轄している。その路線数は1000以上あり、市内のほとんどの地域を網羅。

車両もノンステップバスや車いす対応車両、台北無料公衆無線「Taipei Free」が使えるものなどもある。運行状況や待ち時間が電光掲示板で表示されるバス停もあり、日本の都市型バスと状況は近い。

それにバス停名も漢字なので、頭に入りやすい。発音はできなくても指差しなどで伝えることもできる。日本人には比較的乗りこなしやすいはず。臆せず、チャレンジしてみよう!

乗りたいバスの探し方


行きたい目的地には、どの路線のバスが行くのか探さなければならない。いちばん手っ取り早いのはインターネットでの検索だ。おすすめなのは「Google MAP」。マップ上で目的地周辺を拡大すると、バスマークが出てくる。そのマークをタップすると、バス停名と停車する路線が表示される。次に宿泊先ホテルや現在地の最寄りバス停を検索し、目当てのバス路線が止まるいちばん近いバス停を探そう。路線図などを見たい場合は「我愛巴士5284」というバス総合サイトがおすすめ。トップページにある「eBus公車動態」をクリックすれば、路線ごとのバス停や運行状況が確認できる。

ちなみに、台北のインターネット環境は、日本より充実している。ネット環境が整ったホテルも多い。SIMフリーのスマホやタブレットを持っているなら、空港などでSIMカードを購入すれば街中でネットに接続できる。ルーターの場合も同様だ。SIMロック端末の場合は、台北市の無料Wi-Fiサービス「Taipei Free」がおすすめ。このサービスは、日本からでも事前登録が可能なので、渡航前に登録しておこう。

Google Mapアプリで目的地近くのバス停を検索する(右)。見つけたら、そのバス停をタップすると、停車するバス路線が出てくる(左)

 

バス乗車の注意ポイント!


  • おつりが出ない
    台北のバスはおつりが出ないので、現金払いのときは事前に小銭を用意するように。「悠遊卡」(EASY CARD)なら、そんな心配もない。MRTも含めて何度も乗車するなら購入をおすすめする。
  • バス停間の距離が短い
    台北のバス停は、ひとつの区間の距離が短いものが多い。なので車内の停車表示が頻繁に変わる。つい見落としてしまうこともある。事前に降りるバス停が乗ったバス停から何個目かを頭に入れておくと安心だ。
  • 運転が少し荒い場合も
    運転手にもよるが、台北のバスはよく揺れると感じる日本人が多いようだ。特にブレーキのかけ方が荒く感じる。だから立って乗車しているときは、しっかりとつり革や手すりにつかまるようにしよう。
  • 困ったら人に聞く!
    わからなくなったり、困ったことがあったら周りの人に聞こう。台湾はある程度日本語を話す人も多いし、話せなくても漢字のバス停名を見せれば大丈夫。親切な人が多いので、誰かが助けてくれるはず。

台北市バス図鑑


台北市・新北市を走る各バス会社の車両を一挙公開! ど派手なデコレーション(広告)が多いので、いつも同じ色ではないが、それが台湾っぽくっていい感じ!?

大南汽車

 

東南客運

 

欣欣客運

 

大都會客運

 

首都客運

 

三重客運

 

大有巴士

 

臺北客運

 

新店客運

 

中興巴士

 

光華巴士

 

指南客運

 

淡水客運

 

新北客運

 

基隆客運

※光華巴士、指南客運、淡水客運、新北客運は中興巴士グループなので、車体の塗装が同じ。

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